週末、『ふたつのコートのある二世帯住宅』(木造3階建・SE構法)の建て主の方とお打合せしました。
住宅の窓周りのカーテン・ブラインド等は見た目とともに、実際の生活の仕方に関わってくるので、家づくりにおいて疎かにできない重要な要素です。
設計事務所アーキプレイスでは、それぞれの部屋にふさわしい製品を決めるために、たたき台を提案して、設計中にカーテン・ブラインド等の「種類」までは決定するようにしています。「種類」まで決定することで、カーテンのBOXなどを建築工事で作ることができるため、すっきりした窓周りにすることができるからです。
『ふたつのコートのある二世帯住宅』でも、たたき台をもとに、開閉方法、製品の機能と特徴、選べる素材や色、使い勝手などをご説明し、ご要望を改めてお聞きしました。
特にテラスと繋がるような掃き出し窓では、バーティカルブラインドのように左右に引いて横に納めるものと、ハニカムスクリーンのように上下に動かして上に納めるものによって、光や視線のコントロールだけでなく、出入りのしやすさに大きく関わってくるので、じっくり打合せて決めるようにしています。
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基本設計は少し見直すことになり、床面積を絞り、要望の優先順位を整理して、修正案を作成しました。
簡易な3次元でボリュームも確認しました。
【設計事務所アーキプレイスでの二世帯住宅・多世帯住宅の事例】
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